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2008年05月27日(火)

川淵三郎 ブチ切れ恫喝

光文社発行FLASH6/3第1006号によると、5月15日の理事会で…
http://www.bitway.ne.jp/kobunsha/flash/

たしかに実績は申し分ない。Jリーグ初代チェアマンとしての成功、W杯出場…。しかし権力にしがみつこうとすれば醜態をさらすことになる。5月15日、あの川淵会長の怒号が理事会で響き渡っていた。疑惑追及の声を上げた一人の理事が、密室理事会の一部始終を語る―。

7月に改選がある日本サッカー協会の時期役員の選出方法が決まるとあって、5月15日の理事会には、これまで以上に多くの報道陣が詰めかけた。理事会は、議長である川淵三郎キャプテン(71・以下川淵C)の挨拶に始まり、次に数ある協議事項に話は移る。そして、会が始まって5分ほど経ったころ、会場内は一瞬にして凍りつく。川淵氏の怒声は、会議室の外にまで響き渡った。 奇しくも、この日はJリーグ16回めの誕生日だった。

理事会が動きはじめたのは、野村尊敬理事(66)の提案からだった。次の役員を決めるため、協会は『次期役員候補推薦委員会』(推薦委)を設立し、 川淵Cが委員長に就任した。しかし、これに対して野村理事が異議を唱えたのだ。「影響力の強い川淵さんというのはいかがなものでしょうか」これに対し、川淵Cは「そんなことはない」さらに野村理事が続ける。「日本サッカーはここ十数年で大きな発展をした。だからこそ、会長選もFIFAやAFCのように立候補制にしたらどうか」

このあたりから川淵Cの声が大きくなりはじめ、「そういうことを提案されても急にはできん。提案するならもっと早い段階ですべきだ」と、突っぱねた。もう、この段階では会での議論というより、川淵Cと野村理事による“一対一”のバトルの様相を呈していた。

さらに、そのバトルが最高潮に達したのが、野村理事の次の指摘だった。 「(次期会長選を含め、役員を決める)推薦委での開票を、推薦委員全員がいる場でおこなってください。前回もそういう提案があったが受け入れられず、一部の人間でおこなった。そして、開票には疑惑があったと聞いています」その瞬間だった。見る見るうちに赤ら顔になった川淵Cは「疑惑とはなんだ、訂正しろ!謝れ!!」と、冒頭の言葉を発したのだった。

この“疑惑”に関しては少々説明が必要となる。じつは2年前、今回と同じように次期会長候補をリストアップする会があった。その際、投票は郵便によっておこなわれたが、ある人物が開票予定前に封を空け、その結果を川淵Cに進言。しかも、川淵Cは総計でトップではなく、中位の結果だったと、一部メディアが報道したのである。野村理事は、それが事実かどうかということではなく、“疑惑”を持たれること自体を危惧し、意見を述べたにすぎなかった。

たが川淵Cには真意が伝わらず、感情的になった氏は、声を荒らげつづけた。
「理事として問題発言だ!」「証拠があるなら出してみろ!」
「選考委員長だった岡野さん(元会長)に対して、疑惑発言は失礼じゃないか!」

静まり返る会議室のなか、野村理事は、「では詳しく理由を書いて文章で提出させていただきます」と述べたが、川淵Cの怒りは収まらない。「議事録から外す。いますぐ訂正しろ。謝れ!」とまずますヒートアップしたため、最後は野村理事が謝罪という形で、このバトルは終わった。その後、協議事項が粛々と進められ、理事会は終わったが、結局、野村理事の提案は何一つ受け入れられることはなかった。

本誌は意を決して進言した野村理事から、理事会が終わったあとに話を聞くことができた。そこでまず、野村理事について触れておく。

90年に日本サッカー協会の理事に就任した同氏は、その後、日本体育協会理事、広島県サッカー協会会長を経て、02年には日本サッカー協会副会長となった。そして、ドイツW杯後には副会長から身を引き、現職に就く。広島弁丸出しの口調は、歯切れがいい。「いいことはいい、悪いことは悪い」とハッキリ言える性格で、協会内部でも人望が厚い。

じつは野村理事は早大ア式蹴球部出身。そう、川淵Cの直系の後輩でもある。その関係を捨ててまで、なぜ異を唱えたのか。

「ワシは90年から18年間、協会の理事を務めてきた。その間、藤田(静夫)さんから、川淵さんまで5代の会長のもと仕事をし、日本サッカーは大変な発展を遂げた。だからこそ会長選は、FIFA同様、立候補制にしたほうがええと思っとる。それが複数なら選挙にすればええ。誰を推す?釜本?確かに日本で世界のサッカー界に通用する人物といったら彼じゃろうね。彼は名刺いらずの顔で仕事ができる唯一の人間。でもな、ハッキリ言って立候補制にするなら誰でもええんよ。やる気があって、しっかりとマニフェストを持っとる人物なら。その人物ができないことがあれば、組織でサポートすればええだけの話じゃけん。ところが川淵さんは『立候補制は反対しないが、5~10年後に検討すればいい』と言う。ワシら、そんときはおらんって(苦笑)」

06年W杯以降、日本代表の人気低下にも危機感を募らせる。「チケットは売れん。視聴率も上がらん。我々は多くのスポンサーさんに支えられておるわけやけど、この人気低下なら、いつ契約の見直しと言われても不思議じゃない。ワシが社長ならそうするよ。でもな、協会に、その危機感はない」

残念ながら、野村理事の意見に賛同する理事はいても、理事会で手を挙げる者はいなかった。「まあ、最初に川淵さんが大きな声を上げてから、意見するヤツはおらんと思ったねシーンとして下向いとった。みんな怖いんよ。ワシか?なんも怖いこたぁない。言うべきことは言わなイカン」

じつは野村理事には、同理事会で発言しなければならない理由があった。彼は66歳で、理事の定年である65歳を超えている。次回の役員に選ばれるには、定年が70の副会長か会長しかない。

「川淵さんが院政を敷くなら、ワシは選ばれん。だから今日しか言う場がなかった。だがな、ハッキリ言うとくけど、ワシが定年前でも、今日の発言は絶対にしとった。お友達の密室体制では協会の発展はない。反対意見やいろんな意見を出し合っていかなイカン。侃々諤々やって、その先に団結があるんじゃけぇのう」

『推薦委』の委員長に川淵Cが就任したことで、次期会長には川淵Cの意向が強く反映されることは確実である。しかも会長を退いても2年間は名誉会長に昇格し、その実権体制に揺るぎはない。はたして、自分の職を賭してまで戦った男の叫びは、届くのだろうか―。


FLASHの記事だけに真偽の判断は各自にお任せするが、理事会で川淵氏が声を荒げたのと、役員の選出方法が不透明なのは事実のようだ。

本文はコチラ→(3ページ)   理事名簿  理事会資料
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投稿者 Deb Piero 18:26 | コメント(1) | サッカー
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JFAの理事名簿と理事会議事録を追記したが、FLASHの記事が事実だとすれば、見事にその部分はカットされている。財団法人格の議事録って、そんな簡単に編集出来るのかな。自分はかつて某社団法人に所属していたが、もしそんな事したら大変な事になった筈。まあ理事長選挙では同じような怪しい事はあったけど。
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